人間関係の悩みに刺さる!「人生を前向きに生きる」ために役立つ本

日ごろから本を熱心に読まない私ですが、「人生を前向きに生きる」ために役立つと思う本があるので、たった一冊ですが紹介したいと思います。

人目を気にする悩み、自己を抑え偽ってしまう悩み、劣等感や優越感に浸ってしまう悩み、他者との比較、競争、勝負など・・・

人間関係に悩んでいる人には、特に有効な本です。

 

人間関係これ一冊!  私が「嫌われる勇気」を手にした背景

嫌われる勇気 ― 自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見 一郎   (著),    古賀 史健   (著)

私が人間関係の悩みから解放されて「前向きに生きる」ために大いに役立ったのが、この本です。

 

私は28歳頃まで ”当たり障りのない いい子” という「仮面の自分」で生きてきました。

自分の意見を抑えて、他人の顔色を窺って、嫌われるのを恐れて・・・。

過去の私は、” 人間関係こじらせ君 ” でした。

 

そんな自分を変えようと立ち上がったのが、1年半前。

意外にも、自己研鑽を積み上げて半年を過ぎれば、あっさりと人間関係の問題から解放されていました。

そしてその経験を元に、不特定多数の人に向けてYouTube配信まで始めたくらいでした。

 

YouTubeを始めた頃の私は・・・

「私の中には人間関係に関するしがらみは一切残っていない!」という密かな自信さえ持っていたんです。

 

この本に出会ったのは、YouTube配信を始めてから半年以上も後。

その頃の私は、人間関係の苦悩は卒業し、次は仕事について悶々としていました。

 

・・・けれど、この本は浮き彫りにしてくれました。

私が見えていなかった「人間関係の問題」を、明るみにしてくれたんです。

そして、仕事を通じて「新たな人間関係の問題」を作り出していたという事実も、見せてくれたんです。

 

 

本書には「すべての悩みは対人関係の悩みである」と書かれています。

 

この本に出会えたおかげで、当時悩んでいた仕事の問題すらも ” 結局は人間関係の悩みだった ということに、気付けました。

むしろ、この気付きを得るために、私はこの本に出会ったように思います。

 

この本には、人間関係に関するつかえの8割くらいの例が載っていると思います。

この本のおかげで、要らない思考を手放すことができ、思考が軽くなり、意識すべき先が明確になりました。

これが、この本が「人生を前向きに生きる」ために役立つと感じた理由です。

人間関係って、「シンプルで、簡潔で、明確」。そう感じさせてくれたのです。

 

それでは、この本のどんな点が「人生を前向きに生きる」ために役立つのか?

具体的に解説していきます。

 

「すべての悩みは対人関係の悩みである」

人目を気にする悩み、自己を抑え偽ってしまう苦しみ、劣等感や優越感に浸ってしまう問題、他者との比較、競争、勝負など・・・

本書はたくさんの問題を、対話形式で取り上げています。

そして「すべての悩みは対人関係の悩みである」と断定します。

 

例えば、

人目を気にする、人にどう思われているか気になる、人に嫌われたくないなどは・・・

⇒ 他人から好かれたい、認められたいという「他人からの評価」の悩み

 

比較、優劣、勝負、優越感、劣等感、性格、容姿、自身の無さなどは・・・

⇒ 自己と「他者との比較」の悩み

 

と指摘します。

 

「すべての悩みは対人関係の悩みである」。

この本に出会えたおかげで、私の仕事の問題すらも ” 結局は人間関係の悩みだった” と分かったんです。

 

そんな私の例を以下に挙げます。

 

==============

”結局は人間関係だった” 例

==============

【私の悩み1】お客さんが私のことをどう思っているか恐い

⇒ 他人からの評価、他人から嫌われること、人目に対する恐れ が原因だった

 

【私の悩み2】お客さんを「行動させ、変えないといけない」という責任感を感じる

⇒ 他人を支配する、コントロールするという、他者への過度な介入の意識 が原因だった

 

【私の悩み3】起業している他者の進捗を気にしてしまう

⇒ 他人との比較、競争、勝負の意識 が原因だった

==============

 

この本によって、全て暴かれてしまいました

問題のすべては「他者と自分との関係において生まれる」と諭された時に、あぁ・・本当なのだと気付けたんです。

 

 

この本が「前向きに生きる」助けになる理由 1

さて、具体的にこの本の「何が」前向きに生きることを助けてくれるのか?について話します。

 

本書は、「他人からの評価」に囚われる解決方法として、「課題の分離」という考え方を提示してきます。

その選択について他者がどのような評価を下すのか。

これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。(P.147)

人目を気にする、人に好かれたい、人に嫌われたくない・・・。

「他人からの評価」に囚われている場合は、「課題の分離」を使うと以下のように解消されていきます。

 

いくら考えても、所詮は他人の頭の中で起こっている思考にすぎない。

他人の頭の中で起こっている思考はコントロールできないし、伺い知ることもできない。

 

だから、他人が自分にどういう評価を下したかを考えること自体、何の意味も成さない。

全て自分の頭の中で ”思い込みを巡らせている” だけに過ぎない。

 

他人の決断は、あれこれと悩んでも決して解決しないし、本人以外には変えられない。

だから「他人からの評価」は、考える必要もない!!

 

コントロールできないものは、考えない。

 

この「課題の分離」を知ると、

●考えても仕方のないこと、考える必要すらないことを、手放せるようになります。

●その結果、思考を楽にできます

 

これが本書から学べる「前向きに生きる」ためにのヒントです。

 

「考えても仕方のないことは、手放す」

私はこの思考を、本書を手に取る前から「知っていた」つもりでした。

 

しかし、いざ問題に直面してみると、使うことができない。

まんまとマイナスと思い込みの渦中にハマってしまった・・・。

 

「知っている」と「使えている」は全く違う。

そんな反省とともに・・・この「課題の分離」からの学びが、人生を前向きに生きるためのヒントになりました。

 

この本がくれる「前向きに生きる」ための気付き 2

2つめです。

他人との比較、競争、勝負に関する悩みを解消するには、この本から以下を吸収すべしと感じています。

私はここに、「人生を前向きに生きるためのヒント」を見出しました。

健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです。(P.92)

われわれが歩くのは、誰かと競争するためではない。いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです。(P.93)

人は誰しも違っている、その「違い」を、善悪や優劣と絡めてはいけないのです。

どんな違いがあろうとも、われわれは対等なのですから。(P.92)

他者との比較や競争の世界で生きていると、敵は次から次へと無限に湧いてくる

常に優劣を競っていると、勝っても負けても決して心が休まらない、ということを教えてくれるんです。

 

比較、勝負、優越感、劣等感、性格、容姿に関する問題は全て、自分以外の「他者との比較」。

それを手放せば、向かう先は「自己」しかなくなる

 

過去の自分と比べてどう進化できたか?

理想の自分と比べてどこまで近づけたか?

健全な比較が、健全な進化を生み出すんです。

 

上の三文は、意識を向けるべき「自分自身、自分との差」なのだと教えてくれます。

 

●他人を見れば見るほど、悩みは増え、一生解決しない

●他人を見る必要はない、向かうべきは自己

●自己を見つめ、高めることは、他者を必要としない

●悩みを捨てたいと思ったら、今すぐ自分に向かえば解決に向かって進みはじめている

●思考を変えれば、悩みは消えてなくなるだけ

これらが、この本が気付かせてくれる「人生を前向きに生きる」ヒントです。

 

とにかく頭の中をシンプルにして、わたしに向かえば解決するんです。

そう決めた時、他者は今この瞬間から、一切関係なくなるんです。

 

私は元々プライドが高い性格で、他者との比較や競争にモチベーションを見出すタイプです。

だけど、その性格を、自分の首を絞めるために使っていた方が多かった。

 

この本から、スタートダッシュだけは他者との比較を使ってやる気を高めさせる。

だけど、あとは自己との比較でコツコツ行こう!という考え方を貰えた気がします。

 

この本を読んで「前向きに生きる」ことができる理由 3

3つめです。

「他者基準」を手放した時に、「自由」を手にできる。

 

これがこの本から学べる「人生を前向きに生きる」ポイントの3つめです。

自由の手に入れ方を、明確に提示してくれているんです。

 

自由を手にするには、先の2つ、つまり「他者からの評価」「他者との比較」から解放される必要があります。

「他人の基準」「他人軸」を捨てるということです。

 

目の前の物事に対して、「自分が」それを好きか?必要か?役に立つか?

自分の気持ちに素直に生きる。

自分主体の「自分軸」で生きれるようになった時に、その結果として、自由を手にすることができるというわけです。

 

ただし、自由を手にするには覚悟も必要

この自分軸と自由の関係について、本書はこう提示しています。

他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれないのです。(P.163)

他者から嫌われる可能性もある

それすらも受け容れるからこそ、思うがまま感じるままに、自由に人生を生きれるんです。

つまり「嫌われる勇気を持てさえすれば」、人は他者から解放されて悩みなく自由に生きれるということです。

 

私はこの考えに大賛成です!

私は人生の大半を「仮面の自分」で生きてきたので、薄っぺらい人間関係しか構築できなかったんです。

環境が変わるごとに人間関係を切って、再構築。

だけど、何度環境を変えても「嫌われたくない、好かれたい」を捨てないから、結局「わたし」を出せなかった

 

変わろうと決意し、自己研鑽を積むようになってから分かったんです。

他人に好かれようとするから、薄っぺらいし、個性がないし、深く付き合えないんだって。

 

人間関係のしがらみから解放されたいなら、逆なんです。

本当に自己表現したいなら、他人と深く付き合いたいなら、逆なんです。

「他人に嫌われてもいい」って開き直れるから、「わたし」を出せるし、楽になれるし、結果的に深く付き合えるんです。

 

本当に、「嫌われる勇気」を持たないとダメなんですよね。

全てを手にしようとすれば、薄く浅くにしかならないんです。

私は自身の実体験で学んでいるからこそ、このフレーズに共感しています。

 

人間関係に悩まされたくないなら、自分の人生を送りたいなら、評価と比較を捨てるべき

そうすれば自由になれる

幸せまでの道順を、シンプルに明確に伝えているところが、この本が「前向きに生きる」ために役立つ理由です。

 

この本の要旨

さて、一応大まかにですが、この本の要点を書き出しておきます。

「他者からの評価」「他者との比較」を捨て、「自己を確立」した後に、社会や他人とどのように接すればいいのか?

他者とのあり方のゴールもまとめました。

=========

「嫌われる勇気」のざっくり要旨

=========

●他者からの評価、他者との比較に囚われている生き方は、「他人軸」で生きるということ。

●自分の意志で自立し、「わたし」を理想の「わたし」と比較をする生き方は、「自分軸」で生きるということ。

●「自分軸」で生きれるようになったとき、自由を手に入れることができる。

●他人は敵ではなく仲間であり、社会と調和した暮らしが対人関係のゴールである。

●対人関係のゴールは「共同体感覚」という仲間意識であり、「わたし」は世界の中心ではなく共同体の一部である。

●他者や共同体に対しては、優劣も勝敗もなく、ただ感謝と信頼で対等に接する。

●他者や共同体に対して、見返りを求めずに自己の力を提供していくべき。

 

本書はとてもシンプル。

解決への導き方がすっきりしているので、直面すべき問題を複雑に見ることなく、やることを明確にできます。

だからこの一冊が、「前向きに生きる」ために大いに役立つと感じています。

 

ただ・・・1点だけ注意点があります。

 

この本を手に取らない方がいい人

この本はアドラー心理学をベースにしているので、「目的論」の立場から切り刻んできます

どういうことかというと・・・

今あなたが不幸、不満に直面しているのは、その状態を良しとする「目的があるから」敢えて不幸、不満でいるのだ

という指摘をしてくるんです。

 

鬱を克服できないのは、引きこもりを克服できないのは、克服しない「目的」があるから。

例えば、働かなくていい、家にいていい、親に気にかけてもらえるなどの目的を達成できるから、克服しない。

 

つまり、「自分を変えたくても変えられないのは、自分せいだ」というスタンスなんです。

 

原因論と目的論の違いは、例えば「貯金ができない人」で考えてみると・・・

=======

原因論: 貯金ができない「原因」があると考えます。

⇒ ギャンブルが好き、買い物が好きなど。

=======

目的論: 貯金ができない状態を続ける「目的」があると考えます。

⇒ 貯金がなければ「驕ってもらえる」「養ってもらえる」などを考えている。

=======

 

となります。

 

この、「目的論」の立場からの切り刻みに対して・・・

傷ついてしまったり、心が折れてしまったり、自己否定の念を抱いてしまう人には、この本には向かないと思います。

あなたが変われないでいるのは、自らに大して「変わらない」という決心を下しているからなのです。(P.51)

人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることの方が楽であり、安心なのです。(P.52)

この本、読む人を選ぶんです。

上の文を読んでみて、知ってみよう、受け入れてみよう、視点を変えてみようという勇気、興味、意欲が湧く人。

そういう人にはおすすめです。

 

そうでない人には・・・難しいと思います。

逆に前向きに生きることを困難にする可能性がある・・・と思っています。

 

私の10日間メール講座の受講生や、プログラム参加者の方は・・・結構私に切り刻まれてますよね。

私はどちらかと言うと、「変わりたいって言って変われないのは、甘え!言い訳!」と断罪するタイプです。

 

 

私は、本書の以下の言葉に賛成しています。

「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。

世界とは他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです。(P.281)

誰かの助けを待っていては、一生変われないと思っています。

誰かが変えてくれるのではなく、自ら変わろうとしないと始まらない

たとえ多少の失敗や傷を負ってでも、変るために進もうとしない限り、変われないと思っています。

 

私は「変わりたい!」と願う人のサポートをしています。

しかし、他人をコントロールして変えたり、動かすのは私の役目ではないです。

あくまでも私の役割は、変わる決心を持てた人のサポートです。

 

決心、決断、意欲がある人に対しては、全力でサポートさせていただきます。

 

「嫌われる勇気」から学べる「前向きな生き方」のヒント まとめ

今回は私が前向きに生きるために役立った本「嫌われる勇気」を紹介しました。

「目的論」の立場に立つアドラー心理学は、現状の問題や不満に対して「自らがその状況を好んでいるからだ」という結構厳しい指摘を送ってきます。

しかし、人生を前向きに生きるためのヒントはこの一冊にたくさん詰まっていると感じています。

 

結局は、まずは「他者からの評価」「他人との比較」を捨てて、自己に向かえよ

そして、それが出来たらば、称賛と信頼と感謝の念を持って他者と交流せよ ということでした。

 

やるべきことはとてつもなくシンプルです。

人間関係に悩みたくないなら、まずは自己に向かってください。

 

自分に向かえ。

これは私のメール講座やYouTubeでも、常々お伝えしていますね。

 

人間関係に苦しんでいる人は、このPDF冊子を合わせて読んでみてください。

自己に向かう具体的な方法を、ステップバイステップでお伝えしています。

そして、10日間メール講座とセットで使えば、変わるためのスタートを切れると思っています。

 

▶ YouTube視聴登録特典

PDF冊子『人間関係の悩みを改善する具体的な方法とそのステップ』を特別プレゼント!

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2 件のコメント

  • お疲れ様です!

    僕も、周りにどう思われるか?
    僕はいいけどあの人が、、、
    本当はこれがやりたいけど、否定されるのが怖い

    人からよく見られたい、弱みを見せたくないという
    プライドや見栄

    これらに1年前まで悩まされてきました。

    今はおかげさまで、自分と向き合う時間をしっかり確保するようになり、最初は恐る恐るしていたSNSの発信やコメント投稿への恐れもなくなりました。

    他人からの評価を恐れて行動できなかった自分をようやく手放せてきました。

    ベタさんのお悩みその2
    自分が相手を行動させ、変えないといけない

    これは、自分が相手を変えたい、自分の思うように行動して欲しいという自分自身のエゴである、
    という事だったという事、これは僕も凄く良くわかります!
    自身もこれは感じていた事でしたので、これから気をつけていきます。

    人間は一生涯学び続ける生き物ですので、まだまだ勉強不足ですが、少しずつ改良してこれからも成長していきます!

    そして、今回シェアくださった

    この本、何度か手にした事はありましたが、
    改めてもう一度時間をかけてじっくり読みますね。

    今日も素敵はお話をありがとうございます!

  • もう1つ

    僕は、良い本は7回読んでください と教わった事があり、自分が本当に良いと思った本は7回以上読んで、読むたびに新たな気づきや発見を得る事ができました。
    ですが、
    ベタさんのこれ程素晴らしいブログの記事のようなアウトプットはなかなか簡単にはできるものではありませんでした。

    アウトプットのやり方についても、この記事から学ぶ事ができました。
    ありがとうございます!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です